青春18切符 夏のラストは山陰の旅
今回初めて乗った伯備線の車窓の景色がとってもよかった。
倉敷を出てほどなく山間に入り緑のトンネルを抜けるように列車は走る。
左手には高梁川が流れていて、渓谷に架かる橋梁からの眺めがまた美しくて。
昔Cacoが貸してくれた漫画、花輪和一の「コロポックル」の岡山版みたいだ。
漫画は北海道を走る蒸気機関車だったけれど、どちらも心ときめく鉄道の風景。
伯備線(倉敷駅~伯耆大山駅)新見駅。
古くて高い鉄柱の梁に国鉄の名残りを感じる。
ここで伯備線米子行きに乗り換える。

ねずみ男じゃありませんか! 山陰ブームやね。
米子駅から山陰本線に乗り換えて松江まであと少し。
ゲゲゲの鬼太郎の漫画大好きでした(不思議な妖怪たちと鬼太郎の秘密の技にあこがれていた)。

-あとは復路の画像だけです
米子駅を出てからの車窓風景-
厚い雲に覆われた鳥取県大山。
米子駅から伯耆大山駅を経て、さらに2~3駅過ぎたあたりがよく見える。


根雨(ねう)という名の駅で数分停車。
赤い屋根の駅舎です。

稲穂が広がる風景。もう少しすれば黄金一色に染まってきれいでしょうね。



電車は、米子から新見~倉敷~岡山~播州赤穂まで乗り換えなしでした。
播州赤穂から新快速が出てるので便利です。
しかし、ローカルな長旅でありました。
-おしまい

今回は写真展に行くことだけが目的だったけれど、
宍道湖の夕陽や、城下町松江の情緒ある町並みも見ることができた。
宿の主人は営業中にも関わらず、車を出して郷土料理の美味しいお店まで送ってくださった。
松江の人は皆元気があってストレートに話す。とても好印象だった。
画像は、宍道湖のほとりに建つ島根県立美術館。右手に浮かぶ松林は、無人の嫁ヶ島。
美術館はガラス張りなので、館内から又は展望階から宍道湖の夕陽が一望できます。
島根県立美術館のちょっとおもしろいところは、日没の30分後が閉館時間。
この日の日没は6時32分で、閉館は7時02分。当然毎日変動するわけです。
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Stuff that I like
◇◆写真展
奈良原一高
手のなかの空
1954-2004

島根県立美術館
2010年7月30日(金)~9月13日(月)
Tag:写真